🌏 新シリーズ『社長の選択。』 第二回 全員に好かれる選択は、だいたい失敗する。
2026/01/16
何かを決める場面で、
こんなことを考えたことはないでしょうか。
「これを選んだら、誰かが嫌な気持ちになるかもしれない」
「できれば、みんなが納得する形にしたい」
その気持ちは、普通です。
僕自身も、ずっとそう思ってきました。
ただ、社長として判断を重ねる中で、
はっきり分かったことがあります。
全員に好かれようとして決めたことほど、
あとから振り返ると、うまくいっていないことが多い。
■ 「やさしそうな判断」と「決めきれていない判断」
誰にも嫌われないようにする。
できるだけ角が立たないようにする。
場の空気が悪くならないようにする。
一見すると、
ちゃんとしている判断に見えます。
でも、その中に
「本当は決めきれていないだけ」
という状態が隠れていることがあります。
嫌われたくない。
文句を言われたくない。
間違っていると思われたくない。
そんな気持ちが強くなると、
いつの間にか判断の基準が、
会社や目的ではなく、自分の立場になってしまいます。
■ 迷っている時ほど、話は長くなる。
決めきれない時ほど、
説明は長くなります。
あれも大事。
これも分かる。
どっちの気持ちも理解できる。
そうやって話を続けた結果、
よく出てくる結論があります。
「今回は様子を見よう」
「もう少し考えよう」
でも、
決めないことも、ひとつの決断です。
決めなかったことで起きた結果も、
なかったことにはできません。
■ 好かれるかどうかは、あとから決まる。
社長として決める時、
僕が見ているのは、
「今、好かれるかどうか」ではありません。
決めた直後は、
不満が出ることもあります。
納得してもらえないこともあります。
それでも、
目的に沿った判断であれば、
時間が経ってから
「あれで良かった」と言われることもあります。
逆に、
その場を丸く収めるためだけの判断は、
あとになって
「なぜあの時、決めなかったのか」
という形で返ってくる。
好かれるかどうかは、
自分では決められません。
でも、
信頼を失わない判断だったかどうかは、
自分で決められる。
■ 全員に好かれない覚悟が、組織を守る。
チームは、
全員の気持ちを
いつも同じにして進むものではありません。
方向を決めて、
そこに向かって進む中で、
少しずつ揃っていくものです。
だから時には、
誰かにとって
聞きたくない判断も必要になる。
全員に好かれようとしない。
でも、誰かを雑に扱うわけでもない。
守るために、決める。
それが、
社長という役割だと思っています。
■ 今日の問い
あなたが今、
できれば避けたいと思っている決断は何ですか?それは、
相手のための判断ですか?
それとも、
自分が嫌われないための判断ですか?
✳️ 次回予告
🌱 第三回
変えないと決める、という決断。動かないことを選ぶ勇気について書きます。
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